2005年3月19日

空想科学ラジオ読本

 週末ナチュラリストをひさしぶりに聞きましたが、まだ「空想科学ラジオ読本」のコーナーやってたんですね。

 今週は地球の自転と公転についてだったのですが。
 高速に動いている地球からなぜ投げ出されないのか? という疑問に柳田理科雄氏が出した喩えは……。

「新幹線が発車するときはシートに押さえつけられますが、一定の速度以上になるとそれを感じないのと同じです」

 ええっ! それって「一定の速度」以上なら、加速中でも G を感じないってこと(笑)!?
 つまり、新幹線がその「一定の速度」以下で走っていると、乗客はずっとシートに押さえつけられているんだ(爆)!!
 徐行運転なんかしたら、乗客は大変ですね。

 きちんと答えるなら「自転・公転による遠心力より、地球の重力のほうがものすごく強いから」でじゅうぶんですね。
 わざわざ変な喩えを出す必要はないような……。