2006年4月13日

真・さらば Nifty-Serve

 3月いっぱいで@niftyのパソコン通信が終了しました。
 意地で続けてきた「旧Nifty-Serve会員」でしたが、「@nifty 会員」に強制的に変更されてしまいました。
 まあ、変わったからといってすでに何も影響はないのですが(笑)。

古河建純 インターネットBlog: ありがとう、そして、お疲れ様、「ワープロ・パソコン通信」

ニフティにとってワープロ・パソコン通信は特別な意味を持っていると思っている。
ワープロ・パソコン通信を支えていただいた皆様のおかげで、ニフティは大きく成長することができた。

 独自サービスだったパソコン通信を終了させたことで「ただのプロバイダ」となった @nifty ですが、今後はどうするんでしょうね。
 プロバイダとしてみれば特別売りになるものはなし。
 ココログは戦略に失敗したうえに不具合続出で、もう使い物にならない。
 ウェブフォーラムはあるけれど、パソコン通信のフォーラムからの移転先としてしか機能していない。
 会員の共有財産であったデータライブラリはすべて破棄。

 利点がまったくないんですけど(笑)。

「さよなら、パソコン通信オフ」が開催。ニフティ社長なども出席

 また、サービスリニューアルの際に不具合が発生したココログに関しては「みっともないところをお見せした」とお詫びした上で、「トラックバックを見ていると殺伐とした空気があり、パソコン通信時代の心の温かさがインターネット時代になって失われつつあるのではないかと少し心配」と指摘。「パソコン通信がいつまでも惜しまれているようではいけない。心温まる文化もインターネット上で創り出していけるようニフティも頑張らなければ」とコメントし、「最後に、終わりゆくパソコン通信を蒸気機関車に例えるなら、その蒸気機関車を最後までピカピカに磨いてくれたスタッフに感謝したい」と語った。

 いや、パソコン通信もインターネットも本質は変わっていないと思いますけど(笑)。
 結局は使うのは「人間」ですからね。
 ただ単に使う人間が増えたから、おかしなユーザーも増えてきただけじゃないかと。

 時代の流れですから、パソコン通信がなくなってしまうのは仕方がないことではあるのですが、もっと「ニフティらしい」やりかたがあったんじゃないかな?